海外で働くワーママのトライリンガル子育て

海外で働くワーママの日英兄弟トライリンガル子育て記録

次男の危機一髪大冒険

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とある金曜日の12時半ぎにデイケアから電話がかかって来ました。

 

『あの〜お宅の次男君がまだ来ないんですが〜。今日は何か予定でもあるのでしょうか?それとも家に帰ったのでしょうか?学校まで探しに行ったのですが見つかりませんでした。』

 

えぇ!?

 

長男も次男も学校の後はデイケアへ一人か友達と歩いて行きます。この国は幼稚園が始まる4歳( 日本で言う年中さん)の頃から可能な限り一人で登下校する事を推奨するお国柄です。デイケアも新学年が始まって最初の2週間しか下校時のお迎えサービスを提供してくれません。託児所まで学校から歩いて10分弱の距離。学校が終わるのは11時55分なので、電話が来た時既にほぼ30分の空白の時間があった事。託児所がある日は朝ちゃんとリマインドの声がけする様に心掛けています。(この日もちゃんとしてたと後から旦那に肯定されました。)

 

『今日は私も夫も出社しているので、間違えて家に帰ったか確認できません。可能であれば家まで行って見てもらえますか?住所は…。』

 

と説明しているところに『あ!今来ました!号泣していますが大丈夫です!では後ほど!』

 

『あぁ良かった。それでは宜しくお願い致します。後ほど〜。』

 

後で次男と確認すると:

  • 今日はデイケアへ行くのか分からなくて(疲れていたから行きたくなかったとか何とか)取り敢えず家に帰った。(長男と次男は別行動なんですよね〜。)
  • 外のガレージにパパの車がなかったから中のガレージにママの車があるか確認した。(彼はガレージのドアの暗証番号を押して開けれる恐るべき4歳児です。)ママの車もなかったから家に誰もいないと判断した。
  • ガレージをちゃんと閉めて(また暗証番号を入力して)泣きながら託児所まで歩いて行った(子供の足だと徒歩15分ほど)。泣いていたから途中でお婆さんに「どうしたの?」って話しかけられた。

良い判断を下せた、一人でよく頑張った、凄い!偉い!!とベタ褒めしました。長男は幼稚園の頃に二度ほど空白の時間45分事件を起こしていますので、初めての経験では無いにせよ、電話が掛かって来た時は一瞬頭が真っ白になりました。結果オーライで本当に良かったです。次男の問題解決能力に関心しましたし、今後も大丈夫だと自信があります。でも私の母には今回の事言えないな🤣未だに幼稚園児が一人で登下校している事実を受け止められないでいるから。私も思い切り過保護に育てられたし(過保護過ぎでした)。私も未だに信じ難いけど、この様にして小さい頃から自立心を育む事が可能なほど安全な地域とお国柄なのです。とは言えエクスパットの友達でアップルタグや携帯で子供の位置確認している人も一部居ますので今後の対策をちょっと考えてみようかな。