現地の幼稚園は2年制。それに倣って2年間、週に一度、平日午後に通った日本語教室の幼稚部を無事終了しました。
このお教室のポリシーは現地の教育制度に倣って日本語と文化を教えること。例えば新学年は秋に始まり、読み書きも小学校まで教えません。もっと厳しい日本式な補修校も毎週土曜日にあるのですが(私が子供の頃通っていました)、敢えて緩い現地形式の学校にしました。共働きの我々にとって週末は家族時間ですし、日本式の厳しいカルチャーは必要無いなと思って(私が苦手って部分も大きいw)。そしてここでの努力は現地の教育機関にも認められていて、現地校の正式な修業記録にも残されます。日本語補修校の努力は何故か認められません。
さて、山あり谷ありだった2年間。人見知りな長男は慣れるのに半年ぐらいかかりました。(^_^;) 好き嫌いがはっきりしていて、嫌なことは断固拒否する強情な性格なので、お顔系(塗り絵、お面)は断固拒否…一度宿題を捨てたらしくて私先生に呼び出されました…。
でもなんだかんだ言って楽しかった様です。コロナ中のスカイプ授業も楽しんで参加し、登園が再開してからは(現地校もそうですが)学校へ行ける有り難さを学びそれは楽しんだ模様です。日本語も勿論上達しました。
でも一番のモチベーションは親友の一人のKと一緒に登園出来たことでしょう。この小さな村に偶然もう一人日本人とのハーフの同じ年の男の子が住んでいて、マブダチです。彼の存在が無かったらもっと苦労したと思います…。K君とK君ママには心底感謝です。
秋から始まる小学校からは現地校のクラスも晴れてK君と同じになります。クラス替えは3年間ありません♡
日本語教室を通じて、勿論日本語の上達が一番の目的ですが、同じぐらい大事なのが友達の輪が広がれば良いなと。アイデンティティとか悩む年頃になった時に、同じハーフっ子の同士が沢山いると少し楽な気持ちになれるかな〜と思って。
現地語も日本語も大変だけど頑張れー!