海外で働くワーママのトライリンガル子育て

海外で働くワーママの日英兄弟トライリンガル子育て記録

人一倍敏感な子(The Highly Sensitive Child)

アーロン博士の著書を知った切っ掛けは日本語教室の先生に言われた一言。

 

 

anahita.hatenadiary.jp

 

 

 

 

ひといちばい敏感な子

ひといちばい敏感な子

 

 




先ずは前提について。思い切り簡素化した私なりの結論はどの子供も繊細・敏感であることです。

 

 

子供は小さい体で毎日大量の情報と刺激を受けているのです。それをを全部消化するのは大人でさえ無理だから子供にだって無理。従って何らかの形で対処メカニズム(裏を返せば拒否反応)が発生します。最も多いのは個人的な意見ですが食べ物の好き嫌いだと思います。特に白人の子に多いです!他にも赤ちゃんの頃は夜泣きが多い子。お漏らしする子。夜怖くて眠れないとママとパパのベッドに来る子。食べない子。等。

 

 

でも繊細にもスペクトラムがあり、人一倍敏感な子、感受性の高い子、拒否反応が強い又は多い子がいます。それが人一倍繊細又は敏感な子です。

 

 

長男は中度の繊細な子だと思います。音と匂いに敏感です。新しい環境や経験をする時は先ずは観察するタイプです。輪の中心に立つタイプではありません。物事を深く考えます。特に年中さんの時は現地校と日本語教室の幼稚園が始まり、環境の大きな変化の中で新しく経験する事が多くて、プロセスするのに必死だったと思います。でも年長さんになって、知識と経験値が深まって自信がついて、以前より少し図太くなった気がします。

 

 

今後は本人の得意不得意を見極め、過干渉にならない程度に環境と気持ちを整える事などをサポートしてあげながら、どうやって成功体験を積ませてあげられるかが親の課題だと思っています。

 

 

うちの子は繊細かもしれないって思う方がいらしたらこの本を読むことをお薦めします。子供の特性をどう解釈すれば良いのか、どう対応すれば良いのか、将来に備えてどうサポートしてあげれば良いのか、ヒントが沢山見つかる本だと思います。

 

 

医者で2児の母である義理の姉もこの本を読んだことがあるって知った時は嬉しかったです。そして彼女も私と全く同じ結論でした。All children are sensitive! 

 

 

長男の繊細な遺伝子は何処から来たのかと言うと…私です。(≧∇≦)ごめんよ息子。