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ドレスデン式シュトレン(2023年クリスマス)

美味しそうなシュトレンを買いました。

 

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生産地はシュトレンの本拠地(の一つを誇る)ドレスデンです。

 

ドレスデン式シュトレン(Dresdener Christstollen)とはバターシュトレンの一種で、2010年にEUから地理的表示の認証を受けた。保護組合に加盟するドレスデンとその近郊の製造者が一定の製造基準を満たした場合に限り、ドレスデン式シュトレンの名称を使うことができる。
Wikipedia

 

ですって!

 

ドレスデン式シュトレンを示す金色のオフィシャルシールが付いています。

 

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バターがたっぷり入っている為でしょうか、しっとりしていて美味しかったです。

 

 

ドレスデン式シュトレンの歴史

 

中世の時代、シュトレンは断食食であったと1474年に記録されているそうです。当時のシュトレンは小麦粉、水と酵母だけで出来ていたそうです。その後、ザクセン選帝侯エルンスト王子がローマ教皇イノケンティウス8世にバター使用の許可を訴え、1491年バター使用禁止令が解かれたそうです。これを機にドレスデンのパン屋はより豊かな食材をシュトレンに用いる事が出来たそうです。

 

今日ではレーズン、バター、アーモンド、オレンジとレモンピール、小麦粉、水、酵母が生地の主材料です。また、全乳または全粉乳、クリスタルシュガー、澄ましバター、塩、粉砂糖、スパイス、スピリッツも、シュトレン協会の定められたレシピにあるそうです。

 

 

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とてもとても美味しかったです❤️

 

 

ドレスデン式シュトレンのオフィシャルサイト:

Dresdner Christstollen - Schutzverband Dresdner Stollen e. V.