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もっと効果的に生きる方法

大好きなBBCの仕事術のシリーズ、何度か登場させています。

 

今回のテーマは『もっと効果的に生きる方法』。職場に限らずプライベートでも使えそうなトリックです。

 

The ‘Batman Effect’: How having an alter ego empowers you - BBC Worklife

 

 

それは アバター を設定する事 だそうです。アバターとは自分の分身となるキャラクターの事。ゲームの世界では有名ですよね、きっと。全く持ってゲーマーではないので、今まで考え付かなかったコンセプトです!例えばバットマンになるとか。



ビヨンセアデルも特に駆け出しの頃はステージに立つ度にアバターになり切って緊張を吹っ飛ばしてパフォーマンスしたそうです。そして場数を踏んで経験値と自信が付いたと共に、次第にアバターの必要が無くなったそうです。

 

 

アバターを設定する事は自分と心理的な距離を置く事が出来る最も極端な方法だそうです。すると自分の置かれた状況をより客観的に見る事が出来るそうです。(レイチェルワイト助教授、ハミルトン大学)。不安をコントロールしたり、難題に立ち向かう忍耐強さを高めたり、自制心を高めるそうです。

 

Adopting an alter ego is an extreme form of ‘self-distancing’, which involves taking a step back from our immediate feelings to allow us to view a situation more dispassionately. “Self-distancing gives us a little bit of extra space to think rationally about the situation,” says Rachel White, assistant professor of psychology at Hamilton College in New York State. It allows us to rein in undesirable feelings like anxiety, increases our perseverance on challenging tasks, and boosts our self-control.

 

とある実験では、ストレス過多な状況の時の心理状態をサンプルにイメトレさせました。『私は』(一人称)ではなく、『彼は』『彼女は』『(名前)は』(三人称)で置き換えた人は、心理的な距離を置く事に成功したそうです。それがより良い結果に繋がったそうです。

 

 

目前の課題(木)と心理的な距離を置いて対処する事で、より長期的なゴール(森)を見据えて行動することが出来るそうです。

 

 

アバターを活用する方法は子供にも適用出来る実験結果も出たそうです。アバター(三人称)をイメージして問題に取り組む子が費やした時間は一人称で取り組む子より23%長かったそうです。三人称で考えるトリックは集中力を高めるのに役立つそうです。

 

 

アバターロールモデルや憧れの存在を見つける事で多くのメリットがあるみたいですね。ゴールごとに別のアバターを設定する事も効果的だそうです。

 

 

テニスの試合で緊張して吐きそうな時、私はシュテフィグラフだと思ったら、勝てるかしら?(昭和なロールモデルですね〜笑)

 

 

オフィスやミーティングで発言するときは同僚のFちゃんやボスのY様。Fちゃんの相手に対する敬意溢れる温かくてオープンな話し方好きです。感情に囚われない冷静さ(でも温かみがある)も好きです(まだ若いのに!)。Y様のエレガンスと貫禄溢れる態度、何事にも動じないチャーミングなのに冷静な態度は参考になります。酒井美意子が女子の子育て論で言う『男の様に考えレディの様に振る舞う。』を思い出します。

 

 

子育てに関しては義父母の接し方が参考になります。子供の話を真摯に聞きます。とてもencouraging な受け答えをします(特に義母)。子供だからって難しい説明も惜しみません。

 

 

子供や若い頃はロールモデルを見習うと言う意識が無かったです。残念!でも40から始めても遅く無いと思って、アバタートリック使ってみます。