俳句みたいなお題になりました。笑
週間エコノミスト紙に日本社会の印鑑の文化と弊害(特にテレワークを迫れている昨今)について記事がありました。
記事も指摘していますが、日本は技術がとても発達している反面、頑固にアナログなところも多々ありますね。印鑑を使う文化。意思決定におけるフェーストゥーフェースの大切さ。等。そして未だにファクスがポピュラーとのこと。病院がコロナに関する報告書をファクスで送信しているとか。本当だとすると信じられないです。そう言えば日本でホテルにチェックインする時に受付の方がプリントアウトして処理する紙の量も半端ないですね。何故そんなにペーパーレコードが必要なのか、目の前にあるコンピューターは何の為に使っているのか、いつも不思議に思います。
印鑑と言えば私が日本で超がつくほどドメスティックな会社に勤めていた時のこと。部が所有する株式を他社に売却する際に、契約書に会社の印鑑と署名が必要でした。それを貰いに最上階のフロアへ行って、印鑑を押すのが仕事のおじさんが居て驚きました。印鑑専属のFTE!物々しい雰囲気で仏頂面で小娘の私に目もくれませんでした。後日それは立派な捺印と署名がされた書類が返って来ました。ある意味アートではありました。おじさんも含めて。
欧米では印鑑は無く直筆のサインが主流ですが、これもデジタル化が進んでいます。私はつい先日Adobeのデジタル署名のアカウントを作り、オンラインコースの願書に使いました。プリントアウトしてサインしてスキャンして…ってしなくて良いから滅茶苦茶楽ちん!時間も資源も節約出来ます。セキュリティの心配は無きにしもあらずですが、用途を取捨選択して行けば良いと思います。デジタル化は進むばかりで戻ることは無いと思うので、出来る所は・便利な所は時代の流れに乗ってみます。