海外で働くワーママのトライリンガル子育て

海外で働くワーママの日英兄弟トライリンガル子育て記録

職場でセクハラ①

セクハラに遭いました。

 

余りに想定外で、その場では何も出来ず。。。アラフォーですがナイーブです。そして余りに想定外で驚きとショックから中々抜けれませんでした。

 

セクハラの被害にあった場合、当社では対処法とプロセスがありません。(パワハラも人事差別もその他問題も然り。)被害者へのヘルプラインやセーフティネットがありません。グローバル企業だけどカルチャーは100年以上前の創業時と何ら変わっていません。人事は100%信用出来ません。上司にも言えません。仲良し同僚に相談しても皆同じ意見で(=人事は信用出来ん)黙ってなよと言う子も。でもそれでは不公平です。それに当事者に直接「 不愉快でした」 って言ったならば、私に関して有る事無い事言いふらされそうで、評価も低得点をつけられそうで。クビになるのは怖くないのだけど何で私がダブル被害者なの!

 

と日増しに怒りは募るばかりだけどどうすれば良いのか分からず悩んでいたら、この会社では稀な、清く正しく美しく、頼りになる人を見つけました。神です。

 

相談したら、当事者と絶対に話し合いなさい!と望み通りの勇気を貰いました。そして人事に一人だけ信頼出来る人がいるよと紹介してくれました。人事に予め「不当に扱われるのが怖い」と報告しておくことが大事とアドバイスされたのです。

 

人事と早速面談を取り付けて報告しました。今年着任したばかりの担当者は実績があり経験豊富な方で希望の光が見えました。でも相談した後の感想は、今の当社は矢張りプロセスとカルチャーが欠落していること。従って、私を助けてあげたいけど、助けてあげられないのが現状のようでした。相談結果、当事者との話し合いの前に上司には報告する様に、とアドバイスされました。そして勇気ある行動を称えてくれました。Indeed, I was proud of myself too! 最後に頼れるのは結局自分(だけ)なんだなー。

 

上司は予想通りtornでした。彼は何だかんだ好きなんですよね、当事者の事が。そして理解あるprogressive な男性だと思っていたのに、セクハラの被害に遭う女性の心理はやっぱり分かっていませんでした。「話し合ってそれを乗り越えてまた一緒に働ける?」と聞いて来ました。分かってないなー。一線を越えたら物理的に無理なんだよ、前にはもう戻れないんだよ、理性で感情を消化出来ないんだよ、と教えてあげました。

 

この後の心境は I felt very, very alone でした。

 

そして当事者とのconfrontation. 何度も逃げたくなりました。怖いです。私は話し合いが苦手です。特に権力をconfront するのは昔から苦手です。でももう泣き寝入りはしたくありません。言いたい事は頭の中で整理して挑みました。予想は忘れたふりをする、でした。

 

実際は。。。長いので続く。